わが書斎
一介の芸術学士が良本を紹介するブログ

払暁の間

払暁


シンクロニシティらしきものがまた起きました。
絵のタイトルなのですが、

「 黎明 黎明の刻 暁 暁の刻 」

最初に浮かんでいたのがこういうたぐいのよくあるタイトルだったのですが、
時間帯の日本の表現を調べていて、暁といっても早暁、払暁、寒暁など、
言い方がいろいろあるみたいです。

早暁、寒暁などは季語的なことがあるので外して、
払暁という言葉が気に入りました。それで絵の視点は部屋の中から暁を眺めているので、
最終的にこの絵のタイトルは「払暁の間」という名前に決定した経緯なんです。

前の記事でも書いたのですが、絵の原案は226事件のエピソードや、
豊臣秀吉の高松城攻略(水攻め)や日本初の切腹のイメージと、私にしては珍しいような
戦闘的なイメージだったのですが、
絵のタイトルの「払暁」で検索をかけると、ネット上で「日本陸軍による払暁攻撃」などという
話がよく出てくることに気がついて、払暁攻撃とはなんぞといろいろ調べてみると、
夜明け前の暗い段階での夜襲のことを俗に「払暁」と言ったりしていたそうなんです、昔。

それでどこがシンクロニシティだったかというと、
絵の中に城の小窓を描いている細かい部分あるのですが(丸い窓)、
なんと平等院鳳凰堂という建物と同じだったんです。
私、兵庫県在住なんですが、平等院鳳凰堂を見たことなかったんですよ。
これもネットの写真で知ったんですが、水場に建てられたお寺だったんです。京都の方のは。
私の絵は完全に想像図なんですが、この赤い橋も鳳凰堂にあるんです実際。
それで赤いぼんぼりがついてる正面の赤い建物ありますね、あれ、ああいう感じでした。
平等院鳳凰堂も。

こういうとこが偶然の一致です。見て描いたんじゃないかとか言われそうですけど、
みてない。私にしか分かりませんがすいません完全に知らなかったの。
最初から高松城を想像で描いたつもりだったんです。なぜか平等院鳳凰堂と結構似てます。

☆平等院(wikipediaより)山号を朝日山と称する。宗派は17世紀以来天台宗と浄土宗を兼ね、
現在は特定の宗派に属さない単立の仏教寺院となっている。

絵も朝日山になっとるがいかが(笑)。きっと天台宗で調べれば何か出てくると思うのだけど。
もしかしたら高松城と天台宗に関係のある事柄があるのかもしれません。
宗教に疎いのでわからないんですが。

テーマ : 絵画
ジャンル : 学問・文化・芸術

2012-05-16 : 私の作品の話 :
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日本と朝鮮の百年史



日本と朝鮮の関係というか、こういうことありましたよっていう、
ものすごく基本的なことがらが書いてあると思うのですが、
ブクログでもアマゾンでも検索窓で本のタイトルかけてもすぐ出ません。
ISBN番号でひいてやっと出ました。こういうところが日本人はあかんな。
ちゃんとしてる本が売れないのよね。

基本形だと思うのですが、若い人は完全に知らないんじゃないかな。
学校の教科書だけやってる人はポツダム宣言のことは何もわかってないと思うの。
ポツダム宣言というか、やっぱり論点は38度線が引かれた原因なんですが。




こういうのを詳しく補足してるので五木寛之さんね。
平壌での戦争体験を書かれていらっしゃいます。
ソビエト軍侵攻の当時のことや引き揚げの光景のお話など。

2012-05-12 : 絵画スピリット :
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鈴木大拙




鈴木大拙といえば西田幾多郎の旧友で、スウェーデンボルグの本を紹介してた人という
すごいインパクトというか、不思議な感じの人という印象しかありませんでしたが、
祖父の本を整理していたら戦時中の鈴木大拙のこの本が出てきました。
ただ、タイトルが昔のは「霊性的日本の建設」というものになります。
改題されたのかしら???おそらく改題されてるのだと思います。絶版なんだろうか。。。
何にせよそんな日本になりませんでしたね。。。
多分戦時中だと思うのですが、発行元がなんと私のもってるの、

「大日本配給株式会社」ということで、この本は当時配給物だった…???
\33,000と書いてあります。そりゃとうぜん33円のことで、
3万3千円ではないですよ。


スウェーデンボルグの本は何回か読みなおしたことあります。
多分このブログで紹介したりお勧めしないですが(本の真偽の確かめようがないので)
不思議な体験する人って世界中にいっぱいいると思いますが、私は最近のマヤ文明の終わりがあるないや、
外れまくってるジュセリーノよりはスゥエーデンボルグのほうがまもとに見れる。

テーマ : この本買いました
ジャンル : 本・雑誌

2012-05-11 : 哲学 :
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西田幾多郎




私の手元にあるこの本は、弘道館出版で「安志村安富尋常小学校蔵」というハンコが押されており、
建部實聞というお坊さん(私の先祖ひいおじいちゃん)が京都から取り寄せていたものになります。
実際戦時中にひいおじいちゃんが教えていた尋常小学校に置いてあったんだとおもうのですが。

後ろのページをめくると明治44年に売られていたものになります。
弘道館の他の出版物の広告のページがありますが、そこには東大教育心理学者の本がいっぱい書いてある。


西田幾多郎先生の本は読んでも弟子の三木清は読んでない人が沢山いると思います。
三木清ってそこまで重要視されてない哲学者だと思いますが。。。
兵庫県の人でも竜野中学の存在とか知らない人が多いんじゃないかな?
戦後京大哲学科といえばかなり変わったんじゃなかろうか。
東大を圧倒していた時期があったそうですが、今はドイツ語といっても
哲学目的で調べる人もいない気がする。




テーマ : 読書メモ
ジャンル : 本・雑誌

2012-05-09 : 哲学 :
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辛酉の年に地震が起きたら、革新の時かしら。



文芸の範囲というか、今の時代もはやマニアじゃないと判りませんねこれ。
1981年に出てたとか。。。
火見子とか菊比古とか。。。

特に学生運動とかいろいろ判ってないとだめだと思います。
この主人公がうちの父親にそっくりなような…そうでもないか。
でも昔からアフリカ好きでしたよ。夢想家なとこがそっくりで。
一番身近な人間をいつも見殺しにするタイプ(笑)なのも。
それで父も私も酉年生まれなもので。

これとあわせて読むなら「モテない男」という本を出してる
東大文学部の人がいたような気がする。

テーマ : 紹介したい本
ジャンル : 本・雑誌

2012-05-09 : 文学・文芸・国語 :
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プロフィール

秋水時鶏

Author:秋水時鶏
平の芸術学士。1981年生まれ。
兵庫県在住O型の天秤座。
趣味は読書、特技は日本画、水墨画、色鉛筆画等だけど、画材がそろえばなんでもやっちゃう。

☆公式サイト
秋水の画廊
日本画の他にも画材の使い方とかのせてます。

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